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これからの、100歳時代を生きるために

アディポネクチンの機能性

アディポネクチンの機能性の一部をご紹介します

「超善玉ホルモン」と呼ばれるワケ

アディポネクチンの効能として、次のような報告がされています。

1. 血管平滑筋細胞の増殖抑制作用、血管内皮細胞と単球の接着阻害作用、 マクロファージの貪食能の低下作用などにより動脈硬化を抑制

2. 脂肪細胞のインスリン感受性を高めることによる抗Ⅱ型糖尿病作用

3. 内臓脂肪のサイズを小さくすることによる脂肪燃焼作用 他に、メタボリックシンドロームの改善、 高血圧の予防、抗ガン作用、脳卒中の予防、心筋梗塞の予防、高脂血症の改善、コレステロールの正常化、 老化防止、血栓の予防、インフルエンザの予防、生活習慣病の予防

注目のホルモン、アディポネクチン

前述の効能により、動脈硬化の予防、糖尿病の予防・改善、高脂血症の改善、がん予防・改善、脳卒中の予防、 心筋梗塞の予防、コレステロールの正常化、肥満の予防・改善、老化防止等、健康維持に重要な役割をするものであると言われています。

また、胃がん患者の場合、癌の進行に伴って血液中のアディポネクチンの量が低下するという報告が、東京大学の(北山)研究チームによって確認されています。

脂肪細胞への働きかけ

アディポネクチンは、体の中で血液中を流れて全身を巡り、血管の傷ついているところを見つけると素早く入り込み修復します。 脂肪細胞は過剰のエネルギーの貯蔵庫という役割の他にもさまざまな生理活性物質を分泌する内分泌細胞としての役割を持つことがわかってきました。 この脂肪細胞から分泌される生理活性物質を総称して「アディポサイトカイン」といいます。

脂肪細胞の顕微鏡写真
脂肪細胞の顕微鏡写真

アディポサイトカインには、動脈硬化を予防する「善玉アディポサイトカイン」と、 動脈硬化を促進させる「悪玉アディポサイトカイン(PAI-1やTNF-α)」があります。

正常な状態では、これら善玉・悪玉アディポサイトカインの分泌バランスはよく保たれますが、内臓脂肪が蓄積した状態では、 不思議なことに善玉アディポサイトカインの分泌量が減り、悪玉アディポサイトカインが過剰に分泌されます。
この分泌の乱れが生活習慣病を招き、動脈硬化や糖尿病を進展させるのです。

このアディポサイトカインの一つであるアディポネクチンは、抗糖尿病作用、抗動脈硬化作用、抗炎症作用、 抗肥満作用を併せ持つ分子であることが多くの研究者により明らかにされ、まさにメタボリック・シンドロームの中心的存在として注目されています。

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